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地方自治体の事業仕分けはいつ始まる?

福岡県大野城市に住む知人から、興味があればと数枚の写真を送って来た。そのどれもが、その土地の県や市が設置した「天下り法人」が、地域の各所に残した「仕事」の証跡らしかった。

これらの自治体でもご多分に漏れず、協議会だの協会だの基金だのを思いつくままにせっせと作り、もっともらしい言い訳をつくろい、練り上げて、県庁や市役所などからの天下り公務員など、公金にたかる面々の懐を肥やしてやることに熱心であるように見える。

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「空港環境整備協会」という存在を知ったのは、この写真からである。これは大野城市役所の真向かいにあるバス停を至近距離から撮ったものだそうで、以前このバス停は、西日本鉄道株式会社専用のバス停で、停留所名を記した標柱が一本ひょろっと立っていただけだった。バス事業の不振にあえぐ西鉄としては、バスを待つ乗客のためにせめて天蓋くらいはと思っても造ろうに造れなかったのであろう。ところが数年前、大野城市がコミュニティ・バスの運行を始めて、この場所にも停めることにしたとき、写真に見るような立派な天蓋と荷物置きがいきなり建造されたという。写真には「助成」とある。「空港環境整備協会」は随分とお金持ちの協会らしいが、それにしても何でこのような協会が市のバス事業に助成なのか。「空港環境整備協会」とは一体なにか。

少し前、知人は大野城市の牛頸地区を歩いていて、次から次へとご大層な名前に行き当たったので、取り敢えずはカメラに収めてきたそうである。短時間の散策の間に見知っただけでもこれだけの数である。こうしてみると、県や市が一体どれだけの数の天下り法人を抱えているのか見当もつかないと言う。知人は殆どすべてが天下り法人と固く信じているようなのである。いやでも気付かされるのは、「福祉」とか「環境」の文字の露骨なまでの大行進である。この種の言葉さえ担ぎ出しておけば市民をうまく欺けると思っているのだろうか。

「大野城市社会福祉協議会」
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「大野城環境処理センター安全協議会」
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「(財)福岡県水源の森基金」
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「大野城大宰府環境施設組合」
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「福岡都市圏環境行政推進協議会」
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by ekisaitosuru | 2009-12-03 16:58 | 行政